いつもブログを読んで頂き
本当にありがとうございます。
株式会社フューア
代表取締役岡田直樹です。
先日のブログでも目標設定の大切さに
ついて書きましたが、
本日は岡田が意識している目標設定の
ポイントをお伝えできればと思います。
先日のヘイセラセミナーでも
目標設定について議題が挙がりましたが、
長期目標を決めて逆算して短期目標設定するのか。
短期目標から決めて一つ一つ
積み上げながら長期目標を設定していくのか。
僕が考える目標設定ポイントは
長期目標からの逆算で考えていく方法。
ですが、患者さんの情報が
あまりにも少ない場合は例外もあります。
基本情報やレントゲン・脳画像などなど
から予後予測を立てて具体的な目標を
セラピストと患者さんで決めていきます。
なので情報量があまりにも少ないと
予後予測が立てにくく、長期目標より
短期目標を明確にすることを優先します。
長期目標をどうやって決めていくのか。
①患者さんのHOPE・Wants
何を望み・何を希望しているのか、
まずここを問診で明確にすること。
②予後予測
セラピストは当たり前のように
していると思いますが、
基本的・医学的情報収集から
統合と解釈をして予後予測を考えます。
③イメージできるちょっと上を目指す
本日お伝えしたい一番のポイントです。
山で考えると、
長期目標は山の頂上にあたります。
2合目・4合目・6合目など
短期目標を積み上げながら
頂上を目指して行くわけですが、
T-cane歩行自立を頂上としているなら
獲得した際にはそれ以上登るのは出来なくなります。
じゃあT-cane歩行自立を目指せるイメージが
出来るのであれば、独歩自立を頂上にすれば
T-cane歩行を通過点になります。
独歩自立をイメージ共有出来るのであれば、
小走りを頂上すれば独歩は通過点になります。
長期目標を決めるというのは
患者さんの可能性を広げる事も
狭めてしまう事もできてしまいます。
間違うともしかしたら出来ていたことが
出来ずに退院することも。
今日はこの本を半分読もう!
と目標設定したとしたら
一冊読める時間が十分あるのに
半分読んだからもういいかと
達成感に満足してしまうものです。
人は楽して生きたいものだから。
いつもブログやツイッターに
書いていますが臨床に正解はありません。
でも信じるしかないのです。
そこに根拠があり、
患者さんとのイメージ共有もしくは
伝えずともセラピスト側がしっかり
長期目標をさらに上の所を目指して
設定しリハビリしているか。
宣伝になってしまいますが、
そんな目標設定に必要なポイントを
3つお伝えさせてもらいます。
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ーNaOki Okadaー
164 thoughts on “目標設定で気を付けていること”
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