こんばんは。
いつもブログを読んで頂き本当に
ありがとうございます。
株式会社フューア
代表取締役岡田直樹です。
今回はセミナーへの思いについて改めて書きました。
臨床で働く理学療法士として
一番大切なことは
”治療結果を出すこと”です。
私の考える治療結果を出すということは
”患者さんの可能性を最大限に引き出すこと”
関節可動域が10°改善した。
筋力が3から4になった。
それだけではなく、その先に何を見据えるか。
自分の治療で患者さんの生活にどう変化を起こせるか。
皆さんも治療で結果を出すために
様々な努力をされていると思います。
毎日遅くまで仕事をしたり。
仕事後や休日も勉強会に行ったり。
論文や文献を検索して読み漁ったり。
私は臨床3年目まではこんな毎日を過ごしていました。
給料をもらってもほとんど勉強会や
本代で消えてしまいますし、
飲み会や遊びも時間がもったいなくて
断ることも有りました。
ある時、 ふと今の現状に 焦りを感じました。
このままでいいのか?
何か変わっているのか?
患者さんに良い変化を与えられているのか?
この時、自分自身と向き合い、自問自答し続け、
患者さんに胸張って治療を提供できていない
自分に気付くことができました。
この時の私は勉強会に行く、
本を読むことで満足して学んだこと
自体もテンプレート化して思考停止状態でした。
そうなると治療自体も無意識的に
ルーティン化してしまい、
「患者さんのため」とは言いながらも、
今思い返せば ただただ単位時間を
こなすことが目的になっていました。
考えているとはいえど、
気づかないうちに思考停止しているものです。
皆さんは『what』 ばかり 求めていないですか?
何を勉強すればいいのか?
何を治療すればいいのか?
ここに着目してる人が多いように感じますし、
数年前の自分は少なくともそうでした。
結局は「why」まで考えられなければ 思考停止なのです。
「what」に重きを置いてしまっている方は
どんなに現状打破するために勉強しても
なぜその治療、評価をするのかが明確ではないため、
どんどん混乱して負の連鎖に陥ってしまいます。
そしてその結果、自分の都合の
いいように事実を結びつけ、
自分の治療、考え方を正当化してしまうのです。
たった数分で痛み解消?
これだけで腰痛が完全に治る? こういった講習会は
まさに「what」だけを学ぶ講習会です。
大事なのは「why」を考え、 その「what」に辿り着くことです。
その思考法をしっかりと構築できるかどうかが、
・治療効果を出せるセラピスト
・治療効果を出せないセラピスト
の分かれ道だと思います。
「why」が理解できるようになれば、
「what」の講習会ですら意味ある
講習会にすることができます。
「why」が理解できなければ、
どんな勉強をしても無駄です。
木で例えると、
ノウハウなどの葉ばかり見るのではなく、
木の幹・根っこ部分の「why」を見ることが大切です。
ベクストエスジーは
考え方・概念(WHY)をお伝えしながら
テクニック・ノウハウ(WAHT・HOW TO)
をお伝えします。
実はこれだけではありません。
ボディワークを通じて、
アクティブでも患者さんに変化を
与えられることはたくさんあります。
治療でカラダを動かしやすく出来ても
動けるカラダにするには
ボディワークの概念が大切になります。
“治療手技からボディワークまで知ることで
患者様の可能性を最大限に引き出そう”
をモットーに一緒に勉強していきましょう!
平成29年度セミナースケジュール
講師依頼・質問等はこちらから
http://naoki-okada.net/contact/
ーーーNaOki Okadaーーー
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